シドニー・メルボルン・ブリスベンのサッカー事情を勝手に比較します

どうも。こんにちは。

いつもブログを読んでくださっている方も、今回が初めてだという方も、ありがとうございます。

今回は、オーストラリアサッカーに興味がある人にとってはかなり興味深い話になると思うので、文字ばかりですが是非読んでみてください。

僕は2016年から2020年までの5年間、オーストラリアでサッカーをしていた訳ですが、3つの州でプレーしました。経歴はこんな感じ。

  • 2016−2018 APIA Leichhardt FC (シドニー)
  • 2019-2020(コロナ前) Avondale FC (メルボルン)
  • 2020(コロナ後) Olympic FC (ブリスベン)

オーストラリア全体のサッカー事情については、以前書いたブログを下記リンクより読んでみてくださいな。

オーストラリアのサッカーどうなの?

オーストラリアのサッカーどうなの?②

オーストラリアのサッカーについて、大きく大雑把に書いてあります。

同じ国だけど、やっぱり地域によって違いはあります。全部のチームでプレーした訳でもないし、監督やオーナー、チームメート、その年によって、などなど、いくらでも不確定要素はありますが、僕の経験と、周りの人たちに聞いた話などを総合して、独断と偏見で書いていきます。

環境、レベル、お金の三つの視点から書きます。

  • 環境

まずは、グラウンドについて。順位をつけるなら、一位ブリスベン、二位メルボルン、三位シドニー。かな。

シドニーは、人工芝のグラウンドが多い。感覚的に言うと半数から6割(もうちょいあるかも)が人工芝。ブリスベンとメルボルンはほぼ全チームが天然芝。そして多分、天気の関係上、ブリスベンの方が芝が育ちやすいので、ブリスベンの方がシーズン終盤でも綺麗な芝を保っているチームが多い印象。

好き嫌いや慣れもあると思うけど、僕の場合は中学からずっと人工芝でやってきて、オーストラリア一年目がシドニーだったので、当時は違和感なくやれていたけど、メルボルンとブリスベンでは天然芝だったので、今から人工芝のグラウンドでやるのは少し抵抗があるなー。ということです。

次に、天気。これは圧倒的にブリスベンが一位。シドニーが二位。メルボルンが三位。ブリスベンはとにかく、雨も少ないし、暖かい。メルボルンの天気は、地獄。笑

とにかく、寒暖差や、天気の変動が激しい。朝の時点で一桁の気温なのに、昼間は晴れて20度を超える、そして夕方には雨。みたいな日が、普通に結構ある。困る。

最後に、チームの施設や、オーガナイズのされ方について。これは、完全にチームによるのでなんとも言えないところではあるけれど、メルボルンがしっかりしているチーム数が多い印象。次は、シドニー、ブリスベンの順。

  • レベル

続いて、レベル的なお話。これまたチームによりますが、リーグ全体としての印象としては、メルボルンとシドニーは、ほぼ一緒もしくはメルボルンの方が少し高め。ブリスベンは少し落ちるかなという印象。シドニーとメルボルンの違いは、メルボルンの方がよりフィジカル的というか、戦う選手が多いかな。

ブリスベンは、給料面のこともあって、いい選手はシドニーかメルボルンに移籍していってしまうことも多いので、リーグ全体としてはやっぱり少し落ちると思います。

  • お金

これははっきりしていて、一位メルボルン、二位シドニー、三位ブリスベンです。それぞれ一番もらっている選手の給料を比べると、メルボルンとシドニーは同じくらいだと思いますが、ブリスベンはおそらくその7割くらいの金額になると思います。

リーグ全体ないし、下部リーグも合わせた平均で比べると、ダントツでメルボルンが一位になります。

簡単にですが、三つの州の違いを比べてみました。どうでしょうか?

最初にも書いた通り、チームによってかなりの差がでてくるので、一概にこの州が一番良いという判断はして欲しくないです。というかしないでください。あくまでも、僕の経験と、まわりから聞いた話です。

目的やその時の自分の状況などによって、慎重にチームや地域は選ぶべきです。その際に少しでも参考になればと思います。あと結局は、自分次第です。いった先で何ができるか。聞いていた話、想像していたこととは違う現実が待っているのが当たり前です。そこでどれだけ適応できるかは、結局、自分次第。

他にも”こんなん知りたい!!”があれば、コメントを頂ければまた書きます。

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それでは。

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